シュナぽっぷ’03

1. 太陽道路 / SCUDELIA ELECTRO 『5er!』('01)
石田ショーキチ率いるスクーデリア・エレクトロの5th『5er!』('01)リリース
に先駆けリリースされた、3枚のシングルの第二弾。サウンドは思いっきり
ユーロビート、メロディは歌謡  曲と並にポップでキャッチー。石田ショーキ
チの王道、彼の得意分野を凝縮した名曲となって  います。今でも、この
曲がCMに使用されれば大ヒット間違いなしだったと確信しているのですが・
・・ 

2. GREAT THINGS / ECHOBELLY 『On』('95)
ブリットポップ全盛時、マドンナが好きだと公言し彼女のレーベルに移籍を
誘われたほどのバンドです。オファーは、実際断っていますがこの曲のサ
ビは今聴いても非常に強力ですね。
  
3. DREAMS / THE CRANBERRIES 
  『Everybody Else Is Doing It, So (+6) 』('94) 
アイルランド出身の爽やかなグループ、クランベリーズのデビュー曲より名
曲中の名曲を。個人的にはクランベリーズと言えば、この曲のみ。
  
4. THERE SHE GOES(Original Single Version) / THE LA'S 
  『La's +8』
UKの伝説的なバンドで昨年再結成され、サマーソニックに出演したのも
記憶に新しいですね。オアシスのノエル・ギャラガーが愛してやまないバン
ド。この曲は名曲です。リバプール出身  というのも頷けるアルペジオ。こ
の1曲を聴くだけでもアルバム買う価値大ありですね。
  
5. THE MAYOR OF SIMPLETON / XTC 『Oranges & Lemons』('89)
ニューウェーヴ時期の70年代後半にデビューし、様々なプロデューサーを
起用しサウンド変化  をくり返してきた奇才アンディ・パトルージを擁する
バンド。この時期は既にライブ活動から引退し、ビートルズをリスペクトした
ようにアルバム制作活動のみに勤しんでおりました。サウンド&メロディか
らもよく分かります。現在もバンドは健在で、ニューアルバムを期待されて
おります。
  
6. LAZY GIRL / L⇔R『L+R』
天才メロディメーカー・黒沢健一(Vo、G)、弟の黒沢秀樹(G)、木下裕晴(B)
、嶺川貴子(Key)(現在、小山田圭吾夫人でありソロ活動も行っている)4
人で結成されたL-Rのデビューミニ  アルバム。黒沢健一の60's趣味丸出
し、またどう聴いてもビーチボーイズのオマージュが溢れた名曲中の名曲。

7. MYTHS OR PHYSICS / SPIRAL LIFE 『spiral move TELEGENIC2』('94)
車谷浩司(Vo、G)、石田小吉(G、Vo)によるユニット、スパイラル・ライフ
の2ndアルバム。今作のコンセプトは架空のサウンドトラックを元に作り出
された。車谷、石田による共作が行われた唯一のアルバムです。ソフトロッ
ク(マージービート)から、80's、オルタナティヴまで渋谷系であるが故の、
名曲  のオマージュ、引用を元に作り出された名曲の数々。この曲はどう
聴いてもビートルズです!

8. MOON RIDE / SPIRAL LIFE 『Further Along 』('93)
ポリスターからの2人組のデビューということもありフリッパーズ・ギターと良
く比較されましたが、全く違います。こちらは1st。全くネオアコではありませ
ん。敢えて言うなら車谷の声質がそうなのかな。静かなダムドとも言う。(
笑)彼のメインヴォーカルに石田のハーモニーさえあればスパイラル・ライフ
。既に1stで完成されていたのだ。このアルバムは全曲、作詞:車谷 作曲
:石田による完璧なコラボレーション。 名盤中の名盤。

9.  HAWAII / LOVE LOVE STRAW 『Corrado』 ('99)
野中(Vo、G)、北目哲郎(G、Vo)等、ギターポップバンドだったラヴ・ラヴ・ス
トローを石田  ショーキチ(小吉)プロデュースにより、小さじ一杯の打ち込
みも導入し、アレンジの幅も広  がった。これは言うまでもなく、彼らの代
表曲。

10.  22 / BUNGEE JUMP FESTIVAL『More Vegetable』('01)
こちらも石田ショーキチ(小吉)プロデュースもの。残念ながら解散してしま
った、バンジー・ジャンプ・フェスティバルのメジャーデビューアルバムより。
マニックス的な唄物ギターロックバンドもプロデュースさえしっかりすれば、
ここまでハイクオリティになるという証明したもの。こういうバンドが売れず
に解散していくとは非常に無念だ。
   
11. GANSNSTER TRIPPING / FATBOY SLIM 
   『You've Come A Long Way, Baby』('98)
ノーマン・クックのファット・ボーイ・スリム名義で発表した大ヒット2ndアル
バムより。非常に軽く楽しめます。サンプリングの妙技を改めて実感させて
くれます。

12. BODYROCK / MOBY 『Play』('99)
初期は、パンクをやってたモービーもゴスペルなどをサンプリングし、大傑
作アルバムを制作。このアルバムでは、非常にメロディアスで聴きやすい。
ここ数作での彼の基本スタイルを確立  したと言っても良いだろう。この
曲は、アルバムの中では異色で傑作PVでファンになった人も  多いので
はないでしょうか。
   
13. BALL IN -KICK OFF / CORNELIUS 
   『Star Fruits Sufr Rider (Cds2) 』('97)
サンプリングと言えば、西のベック、東のコーネリアスを決定づけた超名盤
「ファンタズマ」('97)で活動のフィールドを日本から世界へと決定づけました
。まさに音のパラレルワールド。その先行からのシングルB面曲を。
   
14. BORN SLIPPY(Nuxx) / UNDERWORLD 
  『UNDERWORLD 1992-2002』 ('02)
日本でも大人気のテクノグループ、アンダーワールドが映画「トレインスポ
ッティング」に提供し、大ヒットを記録した名曲を。彼らの十八番ともいえるア
ッパーな唄物なので非常に聴きやすいと思います。
   
15. HAIR DO / AIR 『Wear Off 』('96)
人気絶頂のスパイラル・ライフを解散してまで、自己探求を行いたかった車
谷浩司のソロプロジェクト、エア。1stアルバムより、マイ・ブラッディ・ヴァレン
タインを彷彿させる名曲を。
  
16. GOOD BYE NAUTILUS さよならノーチラス号 / SCUDELIA ELECTRO
    
『Scudelia Electro』('97)
1曲目で使用した、スクーデリア・エレクトロの名盤1stのオープニングナン
バー。メロディだけで言うと、「スーパー・ソニック・レヴェル」、「霧の200マ
イル」、「トゥルース」、「ベター・ディズ」など数え切れないほどの哀愁&ポッ
プナンバーの方に軍配が上がりますが、「スパイラル・ライフ」とは、違うん
だということを宣言したような、ケミカル・ブラザーズ (!?)というくらいテク
ノポップなアレンジでビックリした覚えがあります。衝撃の大きさからこの曲
を収録。
   
11/18/06